不動産担保融資とマニュアル

不動産担保融資の際には、融資してくれる企業ごとに査定マニュアルが存在しているはずです。

当然、不動産会社にもマニュアルは存在しています。

宅地建物取引業者、いわゆる不動産会社が売却したいという不動産について、専門的な観点から成約見込み価格を決めることを価格査定と呼びますが、価格査定はあくまでも客観性があり、かつ実際的な価格でなければなりません。

さらに、媒介契約を行なう場合には、価格の根拠となるものを書面に記載する必要もあります。

そこで、その価格査定の根拠とするものが、この価格査定マニュアルになるわけです。

価格査定マニュアルには、土地用の価格査定マニュアル、戸建て住宅用の価格査定マニュアル、中古マンション用の価格査定マニュアルがあって、それぞれさまざまな評価項目に従って、査定するようになっています。

そして、不動産の価格査定については、基本的に次のような考え方をします。

売りたい不動産の近隣の価格や以前取引がなされた同じような条件の近隣の不動産価格が、例えば㎡あたり10万円だったとします。

それを参考にしながら、査定する不動産の㎡あたりの価格を算出します。

以前㎡あたり10万円で売れた不動産と比較して、交通条件や近隣の環境はどうか、土地の方位や道路復員や間口はどうか、マンションなら所在階や方位、警官、維持管理状態や耐震性はどうかなどの項目に対して、プラスかマイナスかで点数をつけていきます。

冒頭にもありますが、この様な査定は、不動産担保融資の際にも行なう事になりますし、査定を行なう企業によって異なるはずですので、詳しいことは専門家に聞くようにしましょう。

不動産担保融資と価格査定 不動産を担保にお金を借りるときは、返済計画をしっかり立てましょう。

不動産担保融資による査定と評価

不動産担保融資を受ける時には、不動産の価値を調べる査定が行われます。

当然、不動産を購入する際にも査定は行われます。

例えば、取引が行なわれた不動産物件の評価を100点として、査定したい不動産の評価点を出します。

それが130点になるとしたら、㎡あたり10万円の不動産物件の1.3倍の価値があるとみなされることになりますから、査定したい不動産物件の㎡あたりの価格は、13万円となるわけです。

具体的に見てみましょう。

ある不動産を売りに出そうとしたとします。

まずすべきことは、情報誌やネットで周辺の相場を見てみて、売り出したい不動産の相場を知り、いくらで売り出すか決める前提を作らなくてはなりません。

そしてだいたいの相場がわかったら、いくつかの不動産会社に簡易価格査定を依頼してみます。

この時に査定を依頼する不動産会社は、大手なら良いというわけではありません。

中小の不動産会社でも、地域のことに精通していて、しかも戸建物件を売りたいなら戸建物件を、マンションを売りたいならマンションを、土地を売りたいなら土地を取り扱っている不動産会社を選ぶことがポイントです。

この様な事を知ることで、自ずと不動産担保融資を利用する際には、不動産の価格に見合った金額しか融資を受ける事ができない事が理解できますね。