不動産担保融資と証券化のメリット
この不況下において、不動産担保融資を願う人はかなりの数いると言われています。
そして、不動産の証券化を学びたいという人も多いはずです。
不動産を証券化すると、次のようなメリットがあるといわれています。
まずは、資金調達が有利な条件で行なえる可能性が増えます。
これは、不動産を実際に所有している人の業績や信用に関係なく、収益性の高い不動産であれば、その高い経済的価値を裏付けとして資金調達が可能になるからです。
また、新たな投資家が参入することを可能にして、資金が流入してきます。
また不動産事業が機能分化されることによって、不動産の所有と経営が分離していき、不動産マネジメントビジネスのような新しい事業機会が作られたりしていくようにもなりました。
そして、不動産の証券化が注目を浴びているのは、現在の不況を背景に、銀行が簡単にお金を貸してくれなくなったということがあります。
銀行がお金を貸してくれないということは、いくら土地不動産を持っていたとしても、中心市街地を活性化するような魅力的な建築物を建築することも、人々が集まるような有効な使い方をすることもできなくなることにつながります。
それでは結局何ら変化もないまま、徐々に衰退を待つだけの状態となっていますから、これは打開するために、不動産を金融商品化して必要な資本を調達し、土地を有効活用させようと思いついたことが、不動産の証券化の始まりでした。
この様に不動産とはただの建物ではなく、証券にしたり担保にして融資を受けたりできるものなのです。
不動産担保融資と住宅ローンの借入額 不動産担保を賢く利用する方法。
不動産担保融資と価格
家を売りたい、買いたいという時に最も気になることはその価格です。
売るときは、少しでも高値で売りたいものですし、買う時は、少しでも安値で買いたいものです。
または不動産担保融資を受ける際にも、少しでも多くの融資を受けたいと感じるのも当たり前であります。
とはいっても、不動産価格というのはどのように決定されているのでしょうか。
不動産価格には、実は市場メカニズムとはまた違ったメカニズムを持っています。
本来ならば、物の価格は市場メカニズムに基づいて需要と供給のバランスによって決定されていくものですが、不動産市場は、また別の話です。
なぜなら、不動産は個別性が高い上、頻繁に取引されるものではなく流動性が低いため、効率的な市場を形成しにくいからです。
不動産価格はどのように決定されていくかというと、基本的には当事者間の合意です。
売りたい人の値段と買いたい人の値段が合致すれば、それが価格となるという、何とも客観化しにくい決め方がなされています。
そういった状況を受けて、作り出されるようになったのが、財団法人不動産流通近代化センターが発刊している、「既存住宅・価格査定マニュアル」です。
これは、宅地や建物についての評価額を決める標準モデルを示しているマニュアルになります。
ただし、不動産担保融資の際は、更に様々な要因が絡みますので、不動産を購入した際の価格と同等だとは思わない方が良いと思います。